今年の8月は、酷暑の上に大雨や台風が
何回も上陸して大変な様ですね。
皆様に被害はなかったでしょうか?

 今夏も多くの皆様に、トロパラをご利用頂き
ましたが、毎回何人かのお客様から漏れ
伝わってくるお話に
”鶏の鳴き声で早くに目が覚めてしまった。”
というお言葉が有ります。

 現在、日本の都会生活では、全くと言って
よいほど鶏の鳴き声を聞くことは無いですよね。

 しかし、ここフィリピンではそこらじゅうで、
鶏が日の出の2-3時間前から鳴き始めて、
日のあるうちは鶏の声を聞かないことはありま
せん。
セブの街中でさえ朝から鳴き声を耳にします。

 それは ナゼ か?
答えはご存知の方も多いと思いますが、
ここフィリピンが世界でも1番か2番の
”闘鶏大国”だからなのです。

これが闘鶏の鶏↓

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 東南アジアではタイ、インドネシア、
ベトナムなども闘鶏が行われます。
しかし、世界で一番有名な旅行ガイドブックの
ロンリープラネットにも
”フィリピンにとっての闘鶏は、アメリカの
 バスケットボール、ニュージーランドの
 ラグビーのようなもの。”
と紹介されているとおり、圧倒的に人気の
娯楽であり、公認ギャンブルなのですねぇ~。

 ただ、これは男性に限ります。
やはり女性は、カワイソー という理由で、
あまり人気はありません。

 では、どれだけの人気を誇るかというと、
*公認の闘鶏場は全国で約1,800個所。
 ちなみに、フィリピンには全国で約115市
 1,600町村しかありません。
 一つの町村には必ず1つの闘鶏場が有る
 計算です。
*産業規模は約900億円あり、食肉や鶏卵
 関連の養鶏産業を上回るそうです。
 (負けた鶏も食べちゃうんですけどね。)
すっごいですねー‼

 という訳で、村中の男性がこの闘鶏の鶏を
1羽以上飼っている為、朝になるとそこら
じゅうで鳴き始めるのです。
 これもトロパラ名物と思って、ご勘弁
ください。

では、今回はこれまで。
小学生のころ、チャボ、カラス、ウズラを
飼っていた ハゲじーさん でした。

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