メリークリスマス！

　早いもので、本日は12月24日クリスマスイブです。
きっと日本でもあちらこちらで、パーティーが催される事でしょう。

　ここフィリピンは、皆様ご承知の通り、アジア最大のキリスト（カソリック）教国です。
フィリピンの人はクリスマスのために、一年間働く等とも言われることが有りますように、
年間行事の中で最も大事な時期なのですね。

　ですから、他の街、島、海外などで出稼ぎをしていたり、
学生で寮生活や下宿生活をしている子供たち皆が実家に帰ってきます。

　あらゆる事柄の中で、家族（親戚を含めたファミリー）のことを、
一番大事にするフィリピンの人々にとっては、
一番楽しくうれしい時期でもあります。


　さて、そんなフィリピンも南国とはいえ、
クリスマスの飾り物は他の国とほとんど変わりません。
　　　　　　↓（これはトロパラのツリー）



　しかし、クリスマスツリー以上に目にする飾り物が、
ここフィリピンには存在するのです。それがこれです。
　　　↓（近所の玄関口に吊るされたもの）



↓（これは隣の巨大なもの）

　


　これは、パロル（PAROL）と呼ばれる物です。
本来は、中にローソクなどを入れて、
日本の提灯のように夜歩くときに持ち歩いたり、家の前などにぶら下げていた明かりの様です。

　それが、いつの日よりか知りませんが、
クリスマスを中心にお祭りなどの際に飾られる装飾明かりへと変わってきたようですね。
パンパンガ州なるところでは、年に一回恒例の巨大ランタンフェスティバルが開催され、
フィリピンの各島各地から職人が集まり、パロルの見事さを競い合うそうです。

　皆様がフィリピンにこの時期おいでになる機会が有りましたら、
セブシティ等の繁華街等でご覧になってみてくださいね。
夜は点灯されて、色鮮やかで活気にあふれたフィリピン独特のクリスマス気分にひたれる
のではないかと思いますよ。

以上、トナカイの鼻よりピカピカのハゲジィーさんが、
クリスマスでみんなが浮かれている現地セブより報告しました。